最近、コミュニケーションとはなんだろうと考えるようになった。
もともと大の英語嫌い。
仕事で海外のメンバーと仕事をすることになり、とうとう逃げられなくなった。
英語に慣れるには、自分の周囲を24時間英語にするのが一番早道。
一生に一回そんな環境で生活してみるのもいいのではと思い、
英語が第二公用語のマルタ共和国で滞在してみることにした。
滞在中、ホストファミリーや周囲の人とは、当たり前だが英語でコミュニケーションをとる。
私程度の英語力でも特に不便を感じず、ほぼ支障なく生活できた。
言葉よりも、バスの時間が不正確だったりした方がずーっと不便だった。
マルタ島で3週間過ごした後、まったく言葉の通じないイタリアに移動。
シチリア島に1週間、ローマに1週間滞在した。
主にAirB&B を利用したため、細かいトラブルは少しあったものの、
言葉が通じないなりにボディランゲージ、地図などを駆使してコミュニケーションをとり
それなりに快適に生活(というより主に観光だったが・・・)もできた。
いちばん困ったのはローマでの滞在。
有名な観光都市なので、要所要所で英語は通じる。
しかし、駅やバス停では聞いても「Over there」と指をさされるだけだし、
バスの運転手にいたっては、運転に徹しいているので、質問にはほぼ一切答えない
という具合で非常に困った。
日本にいると、グローバルでコミュニケーションをとるためには
まず英語を勉強することのような錯覚におちいる。
が、少なくともローマの街中では英語は通じなかったし、
英語が通じたとしても、コミュニケーションしようとしない相手とは意思疎通できなかった。
コミュニケーションとは言葉だけでなく、
「いろいろな道具や知恵、気持ちを駆使することで、通じさせるものだ」
という考えてみれば当たり前のことを改めて経験した5週間だった。
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