双方向的な学習の場

Fess に入会して3ヶ月。語学の勉強は20年前にロシア語を独学した時以来だ。このところ、記憶力の衰えに増して、持久力の低下を著しく感じている。
ところが Fess の英語学習はいつになく楽しい。
それは勉強というよりも Workshop 的なプログラム構成に依るところが大きいのではと、9月に参加した Summer Camp で思い至った。

Workshop とは、一方通行的な知識や技術の伝達ではなく、参加者が自ら体験し、グループの相互作用の中で何かを学び創り出す双方向的な出会いであり、さまざまな立場の人々が集まり、互いの考えを尊重しながら自由に意見を述べ合う場である。

私は New Zealand でシェアハウスに数年間滞在したことがある。
同居するアメリカ人から It’s my business. とか None of your business. というセリフを聞く度、個人主義の徹底ぶりに違和感を持った。
もう一人のイギリス人は、広告宣伝飛行体からお店のPR が聞こえてくると Bullshit!と言って、セスナ機の映像をビデオに撮り、そのお店に騒音被害を訴えていた。
彼らは Privacy に敏感だった。
language problem を持つ身には、会話の糸口を掴むのは難しかった。

日本人のグループに native teacher が入って Discuss する Fess に居心地の良さを感じるのは、そんな海外体験から来ているのかもしれない。

Аня(アーニャ)

カテゴリー: お知らせ パーマリンク